ギャンブル好きプレイヤー向けのカジノ解説ページ(ダイス ライダー)
最終更新日 2013/04/22
ゲームルール
ディーラー(NPC)が5つのダイスを振り、決められた役が出れば勝ちとなる、ポーカーのようなゲームです。
最初にチップを3口分賭けなければならないため、入力した数字の3倍が掛け金となります。
※なぜ3口分なのかは、後ほど説明します。
1口分として入力できるチップ数は、『(2,000,000 - 持っているチップ数)÷ 80 ÷ 3 』枚までです。
これは、チップとして持てる枚数の上限が 2,000,000枚までと決まっており、このゲームの最高当せん倍数である「80倍」の役が当たった時に、払い戻し後の枚数が上限を超えないように計算されています。
例えば、チップを 50,000枚持っている場合、80倍当選時に受け取れるチップは1,950,000枚までなので、【1,950,000÷80÷3】という計算になり、1口に賭けられるチップ数は 8,125枚までとなります。
当選となる役は以下の5種類です。
■ファイブ・・・【例】 1 1 1 1 1 、2 2 2 2 2 など → 80倍のチップが支払われます。
■フォー・・・・【例】 1 1 1 1 2 、2 2 2 2 3 など → 3倍のチップが支払われます。
■ストレート・・【例】 1 2 3 4 5 、5 6 3 4 2 など → 2倍のチップが支払われます。
■フルハウス・・【例】 1 1 1 2 2 、5 4 4 5 5 など → 1.5倍のチップが支払われます。
■スリー・・・・【例】 1 1 1 2 3 、3 3 6 1 3 など → 1倍のチップが支払われます。(プラマイゼロ)
まず、ディーラーは最初に3つダイスを振り、その時点で、3口のうち1口を取り下げることができます。
次にディーラーは4つ目のダイスを振り、その時点でさらに1口取り下げることができます。
最後にディーラーは5つ目のダイスを振り、出来上がった役と賭けた口数によってチップが払い戻されます。
上記の決められた役以外の場合は、ハズレとなり、掛け金×口数は没収されます。
獲得したチップは、購入時と同じレート(1チップ=100gp)で換金することもできます。
確率についての考察
ただ参加するだけでは面白くありません。ゲームの裏側、確率について探っていきます。
最初に振るダイスの数は3つですが、これは掛け金を変更する猶予が与えられているだけですので、結果的には「5つ同時に振った場合と当たる確率は同じ」と考えてよいでしょう。
5つのダイスを振った時の出る目のパターンは、「 6 × 6 × 6 × 6 × 6 = 7,776 通り 」存在します。
この中で、当たりとなる役を画像でまとめてみると以下のようになります。
■ファイブ・・・ 6 通り【パターン表】→ 0.08% (約 1296回に1回 )
■フォー・・・・ 150 通り【パターン表】→ 1.93% (約 52回に1回 )
■ストレート・・ 240 通り【パターン表】→ 3.09% (約 33回に1回 )
■フルハウス・・ 300 通り【パターン表】→ 3.86% (約 26回に1回 )
■スリー・・・・ 1,200 通り【パターン表】→ 15.43% (約 7回に1回 )
当たりにくいというのが伝わるでしょうか。
なお、上記すべての確率を合計すると 24.38% となり、約 4回に1回はどれかが当たるという計算になります。
しかし、『スリー』は儲けがなく、掛け金がそのまま戻ってくるだけなので、
スリーの確率を除いた【儲かる確率】を考えると、8.95%と一気に確率が下がり、約 11回に1回しか儲からない大変寂しいギャンブルということが分かるかと思います。
このゲームは、【ファイブ 80倍】を狙う為のハイリスクゲームと言えるでしょう。
このゲームの上手な遊び方
このゲームは、上記のように、大変当たりにくい設定のゲームとなっています。
しかしその代わりに、すべてのダイスを振り終わる前に、賭ける口数を減らせるというシステムにより、ある程度はリスクを抑えられるようになっています。これを上手に利用して、ゲームに挑戦してみるのもよいかもしれません。
■勝つための道は、スリー狙いかストレート狙い
「勝ち」として設定されている役の組み合わせは、「同じ数字が3つ以上」もしくは「ストレート」の2種類に分けられます。これを念頭において参加すれば、引くべきか押すべきか判断しやすくなります。
最初にダイスを3つ振った時点で、同じ目が2つあればスリーを狙い、どれも違う目が出たらストレートを狙いましょう。3つとも同じ目が出たらラッキーです。負けることはないので、フルハウス以上を狙って突き進みましょう。
■4つ目のダイスでの諦めが肝心
4つ目を振った時点で役ができていない場合、5つ目のダイスで役になる可能性があるのは「スリー」か「フルハウス」か「ストレート」になります。
同じ目が1つもない場合、ストレートのみを狙うことになり、勝率は1/6となります。
同じ目が2つしかない場合、狙う役はスリーしかなく、当たっても掛け金が戻ってくるだけなので、迷わず1口取り下げましょう。
同じ数字が2つずつ出ている場合は「フルハウス」を狙います。この場合、当たる確率は1/3です。
ですが、当たっても1.5倍しかもらえません。
押すか引くかは、あなた次第です。