ギャンブル好きプレイヤー向けのカジノ解説ページ(ハイ・ミドル・ロー)
最終更新日 2012/09/01
ゲームルール
ディーラー(NPC)が3つのダイスを振り、その合計がいくつになるのかを4つの選択肢から選ぶ、簡単なゲームです。
賭けることのできるチップは、1~10000 です。 (チップはカジノ入口近くの「Cashier」から購入することができます。)
賭ける項目は次の4種類から選びます。
■ロー・・・3つのダイスの合計が、10以下
■ハイ・・・3つのダイスの合計が、11以上
■ミドル・・3つのダイスの合計が、9~12
■サイド・・3つのダイスの合計が、4、5、6、15、16、17 のいずれか
同時に2つ以上の項目に賭けることはできません。
なお、ダイスが3つとも同じ目が出た場合、無条件で負けとなります。
賭けに勝つと、「ロー」「ミドル」「ハイ」は2倍、「サイド」の場合は5倍のチップが獲得できます。
獲得したチップは、購入時と同じレート(1チップ=100gp)で換金することもできます。
確率についての考察
ただ参加するだけでは面白くありません。ゲームの裏側、確率について探っていきます。
3つのダイスを振った時、それぞれの合計は以下のようになります。
上の表の、それぞれの合計値が出る回数をまとめると、次のようになります。
数字だらけでわかりづらいですが、上の表をよくみると合計値の回数は山なりに対照的になっています。
「ハイ」と「ロー」は、どちらも同じ確率であることが、うっすらと分かるかと思います。
では、次の表で具体的なパーセンテージを見てみましょう。ミドルやサイドなどもハッキリと数字が出ました。
なんと、「ハイ」も「ロー」も50%の確率を切っています。
これは「ゾロ目は負け」というルールにより、選択した範囲の中にもハズレが混ざっていることに因ります。
現実世界のカジノでも、「50%」という設定のゲームはまずありません。
わずかでもカジノ側を有利にすることで、カジノ運営の利益を支えているのです。
もう一点、気をつけなければならないことは、「ミドル」の当選確率がわずかではありますが、ハイとローよりもさらに確率が低いということです。
ミドルで勝ったとしても、倍率は同じ「2倍」なのですから、確率的には損をしているということになります。
一方「サイド」は5倍の支払いレートですが、当選確率はおよそ6分の1です。
6分の1ですが、管理人が30回ほどやっても1度も当たりませんでした。数の世界は恐ろしいですね。
カジノではよくある必勝法!
絶対ではありませんが、カジノでの負けない賭け方というものがいくつか存在します。
今回は、「マーチンゲール法」というものをご紹介します。
■手順1■
勝負に負けたら次回の賭け金を前回の倍に増やす
2倍、4倍、8倍、16倍、32倍、64倍、128倍、256倍、512倍…
■手順2■
勝負に勝ったら最初の投資額に戻す
これだけです。
たとえば、10チップ単位で賭け始めたとします。
負けたら次は、倍の20チップを賭けます。
それでも負けたら次は、さらに倍の40チップを賭けます。
ここまでで、合計70チップを消費したことになりますが、
この勝負で勝てば80チップ戻ってくるので、結果的には10チップを手に入れたことになります。
儲けは少ないですが、1度でも勝つとプラスになるというのが「マーチンゲール法」です。
ただ、1度にかけることのできるチップは10000までですので、
10回連続で負けてしまうと、10240チップを賭けないとプラスになりませんので、負けが決定ということになります。
蛇足:期待値のお話
期待値とは、回数を繰り返していくうちに落ち着く数のことです。
詳しい計算方法は省略しまして、ダイス3個の期待値は、10.5です。
ローの10に転ぶか、ハイの11に転ぶかといったところでしょうか。
どちらも内包している「ミドル」の利点はここなのかもしれません。