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Six Tribes and Five Spirits


2016/04/08 12:21 更新

出典: UO公式
http://uo.com/wiki/ultima-online-wiki/fiction/six-tribes-and-five-spirits

6つの部族と5つの精霊
By EM Malachi

年老いたシャーマンは冒険者の手にシチューのボウルを置くと、彼がそれを味見するのを見つめていた。インタニャはそうしてから、訪問者を好奇の目で観察していた彼の二人の孫の後ろの席に再び戻った。

「ほかが食事をしている間、部族の一人が物語を語って聞かせるのは私たちのしきたりなのだ。私たちの客人として、あなたには第一拒否権がある。」

冒険者が答えない間にインタニャは続けた。

「よろしい。ひとつ語って聞かせようじゃないか。お前たちは何を聞きたいかね?」

二人の子どもたちは小さな女の子が答える前に、しばらくヒソヒソと相談した。

「スピリッツ(精霊)たちの話をしてちょうだい。おじいちゃん。」

しばし考えこみ、長老は話し始めた。

「創造主らが追放された後、後に残ったのは荒廃であった。イオドーンの人々は創造主に仕えていたが、彼らはもはや何も持たなかった。かつてはひとつだった偉大なる家族、ヒューマンは6つの方向へと散り散りに去って行った。

Jukari族こそ創造主の傍で激しい戦いに明け暮れた部族だった。それゆえ彼らはほんの一握りになるまでミュルミデックスに狩られてしまった。残された者たちはすべての希望を失い、さすらうよりは彼らの死に場所を高い山のふもとに定めた。その数、十の何倍もの恐ろしげな昆虫たちに囲まれて、彼らは最後の戦いを前にして抗戦の叫びをあげた。大きな地響きとともに山はその声に同調した。するとKukuzzの炎が彼らを包み、溶岩はその指先で敵を散り散りにして追い払った。この勝利こそJukari族が彼らの庇護者の影で、この地で生きることを選んだ理由だ。

Urali族は創造主の人工水路を掘削した者たちの末裔である。荒廃が訪れた時、彼らは川を遡り、生きる目的を探っていた。水面を渡る風は、彼らの誰もが今までに聞いたことがない悲しい歌を運んで来た。そこに言葉はなかったが、それは深くもの悲しいのであった。音に続いて彼らはドラゴンタートルがひなの餌となる植物で卵を包んでいるのを見た。それが済むとドラゴンタートルは川を横切って泳いで去った。後にUrali族となるこれらの人々はドラゴンタートルが戻って来るのを待ったが、彼女が戻って来ることはなかった。結局彼らは川の傍に住むことを決め、以来、川の主であるFabozzを探し続けているのである。

Barako族と呼ばれる種族は深い森の中を彷徨い、生き残ることが極めて困難であることを悟った。飢えながら、彼らは高い木々から集めたフルーツをむさぼる猿の一行に遭遇した。グループの中央にいるのは誰も見たことがない、一番大きなゴリラであるAphazzであった。この巨大な猿はバナナの山に囲まれ、その食糧を彼の子分とともに分け合っていた。Barako族のうち何人かは走ってフルーツを掴もうと試みたが、このシルバーバックが巨大な手で払いのけてしまうのだ。ゴリラに戦いを挑む者は彼の力の前に打ち砕かれた。ついには小さな男の子が猿に歩みよって会釈をした。猿は子どもに頷いて見せ、バナナ一房を投げて寄越した。男の子の導きによって、残りのBarako族もグレートエイプに敬意を払い、彼ら全員がここ数日で初めての食事にありつけた。あれから何世代にもわたり、Aphazzは最も大きく力強いシルバーバックゴリラとして生まれ変わって来た。Aphazzは時にBarako族の友であり、またある時は彼らをライバルと見なした。Aphazzの肉体が滅びると、Barako族のAphazzの力に対する尊敬の印としてその頭蓋骨は保存された。

何人かのヒューマンは創造主すら分け入ったことのないイオドーンの密林の中で遭難してしまった。巨大な爬虫類を避けながら何日かが過ぎた頃、彼らは顔に傷のあるHeluzzと名乗る男に出会った。彼は弓の達人で、Sakkhra族に安全な距離から爬虫類を仕留めることのできる弓の作り方を教えた。彼は何週間もの間彼らと過ごし、彼らが生き残るのを助けた。そこへ大きなうなり声が聞こえ、Heluzzはこれは雷の竜の王であると警告した。彼がその化け物を連れ去る間、彼は部族たちに隠れているよう告げた。いくらか経った頃、Sakkhra族たちはこのことについて議論を始めた。このアーチャーはもはや彼らの一員であり、例えどんな脅威を前にしても彼を一人で行かせるべきではない。隠れるのを止め、崖のふもとにたどり着くまで、彼らは巨大な獣道を進んだ。そしてそこに落石によって絶命した恐竜が倒れているのを発見した。岩の中には爪痕が骨まで貫かれて傷になった、古い人間の頭蓋骨があったのだった。

最後に私は自分の部族の話をしよう。Kurak族はイオドーンの草原地帯に居を構えた。我々の多くは集団で創造主のための食糧を調達していたがゆえに、臆病な民族であった。しかし彼らはどうにか生き抜いて成功した。ある日、平原を超えて大きな唸り声が響いた。それはKurakの人々に呼び掛けており、彼らが以前は知ることのなかった勇気を呼び覚ました。彼らは音のする方へ走った。彼らはそこで虎の群れすべてがミュルミデックスによって虐殺されているのを見た。生き残っているのはほんの少数の虎の子どもたちだけだった。これを目の当たりにし、Motazzの霊は私たちの祖先を奮い立たせたのだ。怒りにかられ、彼らは昆虫たちを追い払い、ヒューマンと虎たちのためにすべての土地を奪還した。こうしてKurakの人々は生き残った虎の子どもたちを育て上げ、以来、Motazzは私たちを守護してくれている。

6番目の部族と最後の人々、Barrab族と呼ばれる部族は創造主の破滅を招き、創造主が誤って作り出した偶像を真似ているゆえに守護霊を持たない。彼らが崇拝するミュルミデックスが彼らに利益を与えることはなく、彼らは人として忌み嫌われている。」

インタニャが語り終わると、彼は冒険者が立ち去ろうとして立ち上がったのを見た。彼は暗いジャングルの中へ入って行ったが、しばらくの間そこには青い炎が輝いていたのだった。

上記の内容は、広田 剣氏 がFacebookに公開したものを引用しています。

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