飛鳥市場ロゴ
現在 78 人閲覧中

時は流れて - As the Ages Roll Away


2019/09/19 09:35 更新

出典: UO公式
https://uo.com/2019/09/18/as-the-ages-roll-away/

By EM Malachi

~スピリッツ・ウッド

発光するマナの渦に驚いた若きレンジャーの手から斧がすべり落ちた。伐採しようとしていた若木の代わりに、シャミノは斧に自分の脚を打ち付けた。

マナは奇妙なムーンゲートと一体となり、中から若い男が現れた。血を流して倒れているレンジャーを見てびっくりした男が、手に持っていた何かを取り落とした。それは、光り輝く蛇の形をしたアミュレットであった。

*****

~血塗られた大地

それぞれが軍を率いて合流した。ブリタニアの王は首都から進軍を開始し、シャミノはベスパーと呼ばれる小さな漁村から彼の軍を率いてやって来た。彼らは今こそ、最終決戦に向けて共に並んだのだ。モンディンの軍勢を倒すか、ソーサリアのすべての希望とともに打ち砕かれて消えるかだ。

シャミノは彼の友人が、彼をブリタニアへと導いたアミュレットを身に付けていないのに気付いた。

ブリタニアの王は頷いて言った。「私はどこへも行かない。」

*****

~玉座の間

シャミノは玉座の間に足を踏み入れるなり、城の使用人と王室の担当官らが囁き合うのを聞いた。ついに、恐れていた日がやって来たのである。シャミノは彼の友人の前に立ちはだかって言った。「行ってしまうって本当なのか?」

治世の日々はブリタニアの王に齢を重ねさせこそすれ、その顔に宿る揺るぎない信念は、彼らが最初に出会ったあの日から変わらなかった。「シャミノよ、これは君たちを守るためだ。私は宝珠の破片を悪用しようとする者たちの手の届かない場所へ運ばなくてはならない。」

「だけど、誰が君の後を?」

「もし君に王座を譲ると言ったら、君は受けてくれるか?」

シャミノは首を振った。「できない。僕は王国を既にひとつ滅ぼした。」

王は彼の友人に悲しげに微笑んで見せた。「君は君自身が思うよりも素晴らしい存在だ。いつか私の人々は、ブリタニアを守るために君の力を必要とするだろう。」

「どうやって僕が?」

「私は助けとなるものを残して行く。私をソーサリアへと導いたアミュレットは、君に見出されるまで隠されたまま眠り続けるだろう。夢の中に現れた鎖に繋がれた白衣の老人が、いつかそれを君が必要とする日が来ると、そう私に告げるのだ。」

*****

~魂の井戸

「起きろ!」

シャミノは飛び起き、剣を抜いて身構えた。今にも消えそうな篝火の向こう側で、透き通ったその手に彼自身の思い出の中にしか存在しないロングボウを握りしめながら、年老いたレンジャーが座っていた。影はシャミノが立ち上がるのをじっと見つめていた。「休んでいる暇はないぞ。嵐がやって来る。」

シャミノは夜空を見上げたが、うつし世は雲ひとつない晴天であった。一方で胸騒ぎを感じてもいた。リソスが魂の井戸の笠石を破壊してからというもの、何かに追い立てられるように霊たちはますます行き場を失って彷徨い始めたのだ。しかし、霊が戻って来たのを見るのは初めてのことであった。レンジャー・バレンは7年も前に、眠ったまま安らかに息を引き取ったはずだった。

「なぜ、ここに?」シャミノは聞いた。

霊は怪訝そうに彼を見返した。「呼んでいる声が聞こえないのかね、兄弟?」

「いいえ、何と言っているのです?」

死者は力に抗いながら、身振りで警告を伝えようと十分にやり尽くしたように見えた。彼の顔は再び透き通り、井戸の上をさまよい始めた。魂の井戸からは霊たちが次々と姿を現し、四方八方へと流れて行った。

上記の内容は、広田 剣氏 がFacebookに公開したものを引用しています。

Facebookの内容が更新された場合、上記の内容も更新されますが、一定期間が経過すると当サイトでは閲覧できなくなります。その際は Facebook - 広田 剣氏 のページをご確認ください。

※広田剣とは…
ウルティマオンラインの日本のイベントモデレーター(EM)の方々によって開設された、Facebookのアカウント名です。
広田剣という名前は架空のもので、運営会社であるBroadsword社をそのまま日本語でモジったものだと言われています。
米国uo.comのニュース記事を、日本EMの方々が和訳し、広田剣としてFacebook上に公開してくださっています。

Copyright(C) All SiteContents' rights Reserved by 飛鳥市場.