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蛇ノ背山 - Serpent’s Spine


2019/09/03 21:38 更新

出典: UO公式
https://uo.com/2019/09/03/serpents-spine/

By EM Malachi

火は消し止められたが、まだところどころくすぶっていた。中途半端に屠殺された鹿の死骸が血を流したまま転がっていた。ガーゴイルはこの人気のないキャンプに潜んでいたのだ。標的は近かった。吟遊詩人はキャンプの周辺に踏みしめられたばかりの新しい道がないか探した。

イオロはフェリドウィンをよく知らなかったが、彼の行いには一目置いていた。フェローシップに対する疑念はともかく、正義の審判が下された後は、イオロは救貧院でのフェリドウィンの仕事を引き継ぐつもりでいた。だが今、この瞬間は、フェリドウィンを殺害した犯人を山の中で追い詰めるのみだ。

カタリナが事件をガードに通報した後、ガードらは犯人であるフォースキスをブリテインの通りから通りへ、そして隣接する農村地帯へと追い込んだ。フォースキスは追っ手を阻もうと農家に火を放った。煙った視界がようやく開け、中にいた農民の家族の安全が確認される頃、ガーゴイルははるか遠くへ逃げてしまっていた。地元のガードたちはイオロのように山へ分け入る術を持たなかった。

サーペンツスパインは、尖った岩が切り立つ迷路のような山であった。年老いた吟遊詩人がたった一歩踏み間違えれば、真っ逆さまにブリテインへと送り返されてしまうだろう。ガーゴイルがなぜ飛ばないのか、イオロは知る由もなかったが、そのおかげで障害物が取り除かれた道を常に辿ることができた。とはいえ、イオロはフォースキスに一日の遅れを取っていたはずで、ここまで接近したのは初めてのことであった。

イオロは焚き火から離れると道なりに進み、クロスボウを構えた。それは渓谷へと向かって次第に細くなり、やがて途絶えた。小石が降って来るのに気づいてイオロは顔を上げた。フォースキスが待ち構えたように切り立った崖の上から彼を見下ろしていた。イオロがかろうじて放った矢は大きく逸れた。ガーゴイルが何をか叫んで信じがたい力で手近な岩を引き寄せると、それは雪崩となった。

イオロは降って来る岩を避けようと頭を覆った。

上記の内容は、広田 剣氏 がFacebookに公開したものを引用しています。

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※広田剣とは…
ウルティマオンラインの日本のイベントモデレーター(EM)の方々によって開設された、Facebookのアカウント名です。
広田剣という名前は架空のもので、運営会社であるBroadsword社をそのまま日本語でモジったものだと言われています。
米国uo.comのニュース記事を、日本EMの方々が和訳し、広田剣としてFacebook上に公開してくださっています。

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