イベント内で使用したセリフを抜粋して、以下に記載いたします。
【ブリテイン広場】
◆バシネ
やあ助手君、元気にしていたかい?
今日は来てくれてありがとう!
それじゃあまずは、今回の話を最初から説明しようか。
ヴェスパー港では、不定期に海賊祭りが開かれているんだ。
古い海図や航海道具、
海から引き揚げた品々を並べる祭りのことさ。
今回の目玉の品は、
沈没船から見つかった古い宝箱らしい。
ところが、その宝箱が町へ運び込まれてから、
祭りのために集められた展示品が、次々と消えている。
銀杯、方位磁針、装身具、錨の模型。
消えたのは、どれも金属でできた品ばかりだ。
まず一つ目。
品物が消えた場所には、金色のルーンが残されている。
二つ目。
宝箱の錠前は、ずっと閉じたまま。
誰かが開けた跡も、壊した跡もない。
そして三つ目。
品物が消えるたびに、宝箱は少しずつ重くなっている。
それなのに箱を振ると、
聞こえるのは、何か重いものが内側を擦るような音だけだ。
箱に収まりきらない大きさの品まで消えて、
それだけ宝箱は重くなっているのに、
中身が増えたような音はしないんだ。
誰かが展示品を盗んだだけなら、
わざわざ金色のルーンを残す必要はない。
宝箱へ隠したのなら、
錠前を開けた跡が残るはずだ。
つまり、ただの盗難として考えると、
どうしても説明できない部分が残るってことさ。
今は祭りの準備も止まっている。
借り集めた展示品を、持ち主へ返すこともできないらしい。
このままじゃ、祭りを開くこともできないし、
町の人たちも困るだろうね。
まずは宝箱を見てみよう。
現物を確かめれば、次に調べることも見えてくるはずさ。
助手君、準備はいいかい?
よし!
それじゃあヴェスパー港へ向かおう!
現地の近くまで行けるようにしてある。
この先は、ボクについてきてくれたまえ。
さあ、行こうか助手君。
箱の中で何が起きているのか、確かめに行こう!
【ヴェスパー港】
◆バシネ
ここが海賊祭りの会場だね。
飾り付けは途中で止まっている。
展示台も、空いたままのものが多いようだ。
床に残っているのは……
これが、品物の代わりに残されていた金色のルーンだね。
消えた品の場所に、一つずつ置かれている。
表面の文字は淡く光っているけど、今はまだ意味がわからない。
交換したつもりなのかな?
ん?
助手君、あそこを見て!
誰かが箱を運び出そうとしている。
そこの人!
その宝箱をどこへ持っていくつもりだい?
◇ガルド
ああん?
なんだてめぇ、この忙しいときに!
◆バシネ
ボクの名はバシネ・ルクレール、
探偵歴40年の少年探偵さ。
そして、その箱は今起きている事件の重要な手掛かりだ。
勝手に持ち出されると困るんだよね。
◇ガルド
勝手に持ち出すだぁ?
よく見やがれ!
俺が運んでるんじゃねぇ!
こいつが勝手に動きやがるから、止めてんだよ!
◆バシネ
なるほど。
海賊みたいな格好をした男が、
消えた宝箱と一緒にいたわけだ。
◇ガルド
だから俺は海賊じゃねぇ!
こいつを人のいねぇところへ持ってこうとしてんだ!
◆バシネ
それを確認するためにも、
まず箱から手を離してくれないかな?
◇ガルド
離したら、また祭り会場へ戻っていくぞ!
◆バシネ
箱が自分で?
◇ガルド
さっきからそう言ってんだろうが!
(金属製の彫像が箱の中に吸い込まれて金色のルーンが替わりに置かれる)
◇ガルド
ほら来やがった!
助手とやらも、巻き込まれねぇように下がってろ!
◆バシネ
……今の品は、
蓋を開けずに、箱の中へ消えたね。
これで一つわかった。
消えた展示品は、誰かが運び出したわけじゃない。
この宝箱が取り込んでいたんだ。
◇ガルド
わかったんなら近づくんじゃねぇ!
何が入ってるかもわからねぇんだぞ!
◆バシネ
何が入っているかわからない。
だから、中を確認する必要がある。
消えた品が本当にここにあるのか。
どうして閉じた蓋を通り抜けられるのか。
でも、ここはヴェスパーの街中だ。
箱を開けて何か出てきたら、祭り会場に被害が出る。
◇ガルド
だから俺は、こいつを町の外へ運びだしたいんだよ!
◆バシネ
なるほど。
その判断は正しいようだね。
助手君、まずは箱を町の外へ運ぼう。
ヴェスパー北の道具屋、その東側に空き地がある。
中を調べるのは、そこへ着いてからだ。
◇ガルド
最初からそう言ってんだろうが!
ゲートを出すぞ!
【ヴェスパー北・道具屋東側の空き地】
◆バシネ
ここならヴェスパーの町からも離れている。
周りに人がいないことも確認できた。
それじゃあ、調査を続けよう。
今の問題は、この箱の中身を確かめられないことだ。
鍵穴はある。
錠前も壊れてはいない。
それなら、やることは一つだね。
◇ガルド
おい、まさか開ける気じゃねぇだろうな?
第一、どうやってあけようっていうんだ!?
◆バシネ
ああ、ボクには鍵を開けることができるスキルがあってね。
バシネロックピックと言うんだ。
バシネットの先端を鍵穴に差し込めば。
錠前を壊さずに開けられるんだよ。
◇ガルド
ちょっ!!
待てって言ってんだろうが!
◆バシネ
*ガチャリ*
よし、開いた。
む、なかから何かがあふれ出してくる!!
◇ガルド
ちっ!
だから待てっつったんだ!
◆バシネ
助手君、来るよ!
まずはこいつらを片付けよう!
(モンスターと戦闘)
◆バシネ
ふう、バシネットがなかったらあぶなかった。
助手君、ケガはないかい?
◇ガルド
そのバシネットで箱を開けたから、
こいつらが出てきたんじゃねぇのか!
そもそもなんでバシネットで鍵が開くんだよ!
◆バシネ
でも、開けなければ、
中に魔物がいることもわからなかっただろう?
◇ガルド
そういう話をしてんじゃねぇ!
◆バシネ
さて。
箱の中を調べよう。
◇ガルド
人の話を聞きやがれ!
◆バシネ
おかしいな。
消えた展示品が一つもない。
箱の外から見た大きさと、中の広さは変わらない。
これなら、さっきの品が入る余地もなかったはずだ。
代わりに残っているのは、
古い認識票と、手紙と、船乗りの道具。
こっちは給金に使われていた硬貨かな?
◇ガルド
……やっぱり、こいつだったか。
◆バシネ
この箱を知っているのかい?
◇ガルド
昔、海で沈んだ船に積まれてた箱だ。
中身は海賊のお宝なんかじゃねぇ。
帰れなかった船乗りどもの給金と遺品だ。
生き残った連中が、家族へ届けるはずだった。
だが、箱は船と一緒に海へ消えちまった。
◆バシネ
それで、箱を追っていたんだね。
◇ガルド
俺は、預かったもんを、
届ける相手へ持っていきてぇだけだ。
だが、この箱は前からこんな動きをしてたわけじゃねぇ。
◆バシネ
ここを見て、助手君。
箱の底に、本を固定していたような四角い跡がある。
四隅には、装丁の金具が触れていたような擦れ跡も残っているね。
でも、今はなくなっている。
消えた展示品がここに残っていないなら、
取り込まれたあと、別の場所へ送られたと考えるべきだ。
問題は、どこへ送られたのか。
そして、この跡に何が収められていたのかだね。
ああ、ボクには物に残った記憶を読み取るスキルがあってね。
バシネメトリーと言うんだ。
箱そのものが見ていたものを調べれば、
何がなくなったのかわかるはずさ。
(バシネが宝箱を調べる)
◆バシネ
……船の上だ。
まだ港に停泊している。出航前のようだね。
船員たちが順番に名前を名乗っている。
書記らしい人物が、出身街と非常時の連絡先を書き留めているね。
今回の報酬と、認識票や手紙などの預かり品も記録している。
その記録に使っているのが、
金細工の装丁が施された乗組員目録だ。
目録の各記録には、金色のルーンが割り当てられている。
宝箱はそれを識別印として、報酬や預かり品を、
乗組員ごとに分けて保管しているみたいだね。
……場面が変わった。
金細工の目録だけが箱から抜け出している。
そのあとだ。
箱が周りの金属を見境なく取り込み始めたのは、
取り込まれた品は……
ここから北西へ送られている。
岩山と、坑道の入口が見える。
どうやらミノック鉱山のようだ。
◇ガルド
その金細工の目録が、この箱を動かしてたってのか?
◆バシネ
たぶんね。
本来この宝箱は、目録を参照して、
報酬や預かり品を乗組員ごとに分けるためのものだったのだろう。
だが目録がなくなって、その働きがおかしくなった。
箱は今も、保管すべき金属を集めているつもりなんだ。
何を集めるべきなのか、わからなくなったままね。
会場に残されていた金色のルーンも、
本来は品物と目録の記録を結びつけるための識別印だったんだ。
◇ガルド
だったら、その目録を見つけりゃ止まるんだな?
◆バシネ
そう考えるのが自然だね。
箱の記憶に、ミノック鉱山の坑道が残っていた。
次はそこを確かめよう。
◇ガルド
俺も行くぜ!
◆バシネ
構わないけど、
勝手なことはしないでくれたまえ。
◇ガルド
そいつはこっちの台詞だ!
◆バシネ
行こう、助手君!
消えた品と金細工の目録は、ミノック鉱山にあるはずだ。
【ミノック鉱山内部】
◆バシネ
この坑道だね。
箱の記憶に残っていた場所と同じだ。
床を見て!
金色のルーンが奥まで続いている。
◇ガルド
ずいぶん派手に散らかしやがったな。
◆バシネ
いや。
これは落としたんじゃない。
ルーンはどれも、一定の間隔で置かれている。
ボクらを奥へ誘っているようにも見えるね。
◇ガルド
罠だってことか?
◆バシネ
その可能性はある。
でも、金細工の目録がこの先にある可能性も高い。
どちらにしても、
ここで戻ったら何も確かめられない。
◇ガルド
おい!
なんか地面から音がしねぇか!?
もしかしてヤバいのがでてくるんじゃねぇだろうな!?
◆バシネ
ははは、キミもなかなかの推理だね。
どうやら、金細工の目録へ近づく者を、
ここで止めるつもりらしい。
◇ガルド
どうやら話が通じる相手じゃなさそうだな。
◆バシネ
そのようだね。
助手君、道を開けよう!
(モンスターと戦闘)
◆バシネ
ふう、バシネットがなかったらあぶなかった。
助手君、大丈夫かい?
◇ガルド
今の戦いで、お前のバシネットは何をしたんだ?
◆バシネ
ボクの頭を守っていた。
十分に大切な仕事だろう?
それと、バシネ流防衛術には欠かせない相棒だしね。
(バシネ式裸筋殺法もつかえればよかったんだけど)
(あれは兄弟子しか使い手がいないんだよな…)
◇ガルド
……たいした自信だよ、まったく。
◆バシネ
さて、これで奥へ進める。
モンスターたちがもっていたものは、
どれも祭り会場から消えたものだ。
金細工の目録は、やはりこの先にある。
◇ガルド
よし!
今度こそ、金ぴかの目録ってヤツを取り戻してやろうじゃねぇか。
◆バシネ
目録を捕まえる、という言い方が正しいかはともかく。
先へ進むことには賛成だよ。
転移ゲートだ! 金細工の目録はこの先にある。
助手君、ガルド、すぐに入って!
【ボス戦】
◆バシネ
バシネ・メタルディテクターに金細工の反応あり!
目録は大型モンスターの中心だ、助手君たち! 頼んだよ!!
(ボス戦)
◆バシネ
ふう、バシネットがなかったらあぶなかった。
みんな無事だね!
金細工の目録は回収して宝箱へ戻したよ。帰りのゲートでヴェスパーへ戻ろう!
【ヴェスパー銀行前】
◆バシネ
ふむ。
どうやら海賊祭りの飾り付けが再開されるみたいだね。
◇ガルド
祭りの品は戻った。
あとは、こっちだな。
認識票、手紙、給金、道具……
どれも残ってやがる。
今度こそ。
届ける相手を探してやらねぇとな。
◆バシネ
ずいぶん数があるよ。
キミ一人で全部届けるつもりかい?
◇ガルド
当たり前だ。
預かったものは、待ってる奴のところへ届ける。
それが筋ってもんだろうが、
◆バシネ
なるほど。
それなら、もう箱を勝手に持ち出すとは言わないよ。
◇ガルド
まだ盗人扱いしてやがったのか、てめぇ!
◆バシネ
疑うのは探偵の仕事だからね。
◇ガルド
ふん。
食えねぇヤツだ。
俺の役目は終わったようだな。
今回は世話になった、また会うこともあるかもな。
あばよ!!
(ガルドが去る)
◆バシネ
行ってしまったね。
まあ、あれだけ元気なら、
荷物を届けるくらい問題ないだろう。
さて、助手君。
今回の事件を整理しよう。
宝箱は、本来。
乗組員目録を参照して、報酬や預かり品を、
一人ずつ分けて保管するためのものだった。
ところが金細工の目録が箱を離れたことで、
集めるべき品を見分けられなくなった。
それで、祭り会場の金属製品まで、
次々と取り込んでしまったというわけだ。
金細工の目録を箱へ戻したことで、
宝箱の働きも元へ戻った。
展示品は返ってきた。
祭りの準備も再開された。
これで事件は解決だね。
ん?
最初にガルドを疑ったのは間違いだったんじゃないかって?
いや、それは違うよ助手君。
ガルドを疑わなければ、
ボクらは彼を呼び止めなかった。
呼び止めなければ、
宝箱が金属を取り込む瞬間を見られなかった。
あの瞬間を見なければ、
消えた展示品が箱へ入ったとも判断できなかった。
つまり、ガルドを疑ったからこそ。
事件の仕組みに気づけたんだ。
最初の判断は、
事件解決に必要な正しい判断だったということさ。
箱を開けたせいで魔物が出た?
でもね、助手君。
箱を開けなければ、魔物が潜んでいることはわからなかった。
魔物を倒さなければ、
箱の中を調べることもできなかった。
箱を調べなければ、
バシネメトリーを使うこともできなかった。
バシネメトリーを使わなければ、
金細工の目録の存在にも、ミノック鉱山のことにも気づけなかった。
だから、宝箱を開けた判断も正しかった。
むしろ助手君の指摘によって、
ボクの判断が正しかったことが、よりはっきりしたね。
うん。
今回も、ボクの推理に間違いはなかった。
そして助手君も、素晴らしい助手っぷりだったよ。
事件は解決。
海賊祭りも無事に開かれる。
いつまでも終わった事件の話をしている場合じゃない。
さあ、助手君。
次の事件が待っている。
少年探偵は――次の謎へ向かう時間さ。
それじゃあまた会おう、助手君。
(おしまい)
この記事は、イベントを企画している「イベントモデレーター」のブログのページを引用しています。
引用元のページは
こちら からご確認いただけます。
| - 月々の料金を180日分まとめて支払うクーポン | www.amazon.co.jp | |
| - 月々の料金を90日分まとめて支払うクーポン | www.amazon.co.jp | |
| - 月々の料金を30日分まとめて支払うクーポン | www.amazon.co.jp | |
| - Amazon.co.jpが発送する商品は通常配送無料! | www.amazon.co.jp |