ゲーム定期メンテナンス
日本シャード
毎日 午前 7:00 [30分程度]
(2025年3月9日 ~ 11月2日)

日本シャード EMブログ更新情報

Hokuto

賢人と死神の知恵比べ(イベント)

引用元:別ウィンドウで開く https://uoemhokuto.hatenablog.com/entry/2025/06/20/175927
2025.06.20

王室広報官のRiccioです。

今回はグッドイーツのリアさんから、ヘルプ要請が来ております。

妹のサキちゃんが、どうやら死神さんに狙われているそうです。

ただ、何が原因なのかが不明なため、みんなで協力して死神さんを捕まえ、理由を聞くことになりました。

そのお手伝いを皆様にお願いいたします。

 

6/23イベント当日のシナリオをプロローグの後に掲載しました。

********************************************************
◆開催日時:6月22日(日)21:30~
◆集合場所:Britain広場********************************************************
注意事項:
◆ 予期せぬ出来事が発生するかも知れません!貴重品はなるべく持ち込まないよう、お願いします。
◆ 以下に該当の場合、あるいはEMが問題ありと判断した場合はコールのうえ、イベント中止の措置を取らせていただく場合があります。
 - イベント進行の妨害、かく乱行為。
 - EM、あるいはほかのプレーヤーに対する侮辱的発言、またはそれに準ずる行為。
◆ 皆さんのイベントです。マナーを守って楽しく参加しましょう!

********************************************************

プロローグ

 

「やっぱり入りたくないの」


 サキの目の前にあるのは、一目で目を引く橙色の棺だった。

 装飾はシンプルだが、どこか愛らしさすら感じさせるが、その用途は決して甘くはない。


 仮死状態で眠る。それが、屋台の賢人たちが出した解決策である。


「サキ、あなたやり過ぎたのよ。お遊びは終わり」


 言って、姉のリアは無言のままサキの肩に手を置いた。その掌は冷たくはない。けれど、いつものような温もりも感じられなかった。


 リアの目は、きっぱりとした決意に満ちていた。


「サキちゃん、これはあなたのためなの」


 続けて声をかけたのは、傍らに立つ占い師のハテナだった。その声音には、慈愛と少しの哀しみが滲んでいた。


「わかったの。おば……、お姉さん」

「はっ?」


 ハテナの表情の変化を見たサキは小さくうなずいた。目を伏せたその顔は、彼女が見慣れたものである。


「いつものあたなね。安心したわ」


「でもサキは、悪いことなんてしてないの。ほんとに、ほんとに、心当たりがないの……」


 声が、やや震えていた。自身に何が起きているのか、巻き込まれているのか、分からないままであった。

 そのとき。


「眠りなさい、サキちゃん」


 Ты засыпаешь

 静かな呪文とともに、ハテナがそっと指を振る。

 一瞬、空気がねじれた。淡い光がサキを包み、その意識は、すうっと遠くへ引き離されていく。


 サキの身体が力を失い、静かにその場に崩れ落ちた。リアは無言のまま、彼女を抱きかかえ、そっと橙色の棺に寝かせる。


 最後に、棺の蓋が重く、しかし確かな音を立てて閉じられた。

 カタン。

 その音は、まるで心のどこかを閉ざすように、静かに響いた。


 ◆ ◆ ◆


 時は少し遡る。

 

 ここは、ブリテインの郊外。

 雲ひとつない快晴の空の下、サキはトコトコと足を運んでいた。バックパックには、焼きたてのパンが入っており、芳香を漂わせていた。


「あと一軒で終わりなの~。早く終わらせて、吉田の屋台でかき氷食べるの!」


 独りごとを言いつつ街道を進むサキ。


 最近の森の賢者亭では、メニューがどんどん増えてきている。トクノ出身のサチ、デロス君のお母さんが、幼少期の記憶を元に食べたいものを吉田にリクエストしているためだ。


 かき氷、今日は何味にしようか?そんなことを考えながら、サキはふと足を止めた。


「……なんか、変なの。誰かいる?」


 視線の先に、黒い霧が湧き始めていた。街道のど真ん中に、不自然すぎるそれ。瞬間、サキの背筋に悪寒が走る。


 サキは、慌てて胸元の護符を握りしめた。これだけは、売らずに持っていろと占い師のハテナに言われたものだ。曰く「古のリワード」だとか。


(まずいの……)


 黒い霧は木陰に集まりだし、やがてムーンゲートのような形を成していく。漂い始めるのは、パンの香ばしさではなく……硫黄の匂いだ。


 ただの女の子にしては、場数を踏みすぎたこの少女の直感が告げている。


(ヤバいやつ、くる……)


 ややあって現れたのは“影”。ヒト型だが、顔に目も鼻もない。のっぺらぼう。その手に握るのは、長柄の鎌——グリムリーパーサイズ。


 それを見た瞬間、サキは「逃げるの!」一目散に走り出していた。


(あと一軒で終わりなのに~! めでたい日なの~!!)


 恨み節を吐きながらも足を止めない。確認のため、ちらりと後ろを見ると——


「……いるの!」


 確実に追ってきている。

 狙いは、間違いなくサキだ。

 だが次の瞬間、サキの目に奇妙な変化が映る。のっぺらぼうだった顔に——口が浮かび上がっていた。それは歪につぶやいている。


「……そぉ~れぇ~」と言っているような感じはするが、意味は分からない。


 耳を澄ますが、ノイズだらけで聞き取れない。ただひとつわかるのは、これは普通の怪物じゃない。知性がある。


 それにしても、誰もいない。


(こんなに人気(ひとけ)がない道じゃないのに……)


 助けは期待できない。いや、いたとしても一般人じゃ相手にならない。冒険者でなきゃ無理。


 逃げ続けるか。
 立ち止まって話しかけるか。


 普段はもう少し人通りのある街道なのに、なぜか今日は誰もいない。これでは助けは期待できない。いや、いたとしても一般人じゃ相手にならない。冒険者でなきゃ無理。


 立ち止まって話しかけるか、このまま逃げ続けるか考えるが、話しかけるのはリスクがあるし、体力はあるといっても子供なので限界がある。


(……いや、今は逃げる一択なの!)


 判断を固めたサキは、走りながら Sacred Journey を詠唱を始める。


 しかし、発動しない。


(え?)


 騎士魔法がダメなら次は通常の魔法。 

 詠唱でフリーズするので使いたくなかったが、Recall。


「Kal Ort Por」


 これもダメ。詠唱失敗の音すらしない。


「なんで!?」

 
 怒気をはらみ叫ぶサキ。

 振り返ると、影はすぐそこに。鎌を振り上げ捕らえるつもりなのだろう。


「そぉ〜れぇ〜〜」


 相変わらずノイズだらけで、聞き取りにくいが、言ってることは先ほどと同じようだ。


(それ、って何なの!? まさかパン?……いや)


 一瞬思ったが、化け物が欲しがるとは思いにくい。だとすると、残りはサキ自身か護符?


 咄嗟に視線を落とす。

 出所が不明の怪しい物。護符。ひょっとしてコレの持ち主か?


(でも、今は考えてる暇ないの!)


 魔法の類は封じられている。物理攻撃なら?

 サキは剣術初心者、戦士じゃない。ただのパン屋。


(なにか、なにか……)


 走りながらバックパックを探る。

 あった。パン切りナイフ。それから護身用に持っている爆弾と猛毒のポーション。

 あとは、胸元の護符。これにはアンデッド避けの効果があるって、ハテナが言っていたのを思い出す。


(いけるかも!)


 決めた。

 走るのをやめて振り返る。霧の化け物が、ぴたりと動きを止めた。

 サキはナイフを構え——


「これでも喰らえ!」 ナイフは空を切るが、それは想定の範囲。


「こっちが本命なの!」


 間髪入れず護符をかざす。霧の化け物がビリビリと震えたのが分かった。


「効いてる!」


 続けざまに、ポーションを投げつける。轟音とともに霧が吹き飛び、悲鳴が聞こえるが、サキも爆風に煽られる。


 吹き飛ばされつつも、霧の様子を見ると濃度が薄くなっていた。効果てきめん、勝てるかもしれない。


(今なら、魔法!)


 その瞬間。


「つ!」


 背後から岩に激突。


 肺が潰れるような衝撃。呼吸ができない。血が逆流してきた。背中から嫌な音が聞こえ 視界がぐにゃりと歪む。


 痛い。痛すぎる。


(やだ、やだ、やだ……!)


 それでも、サキは気力だけで詠唱する。


「Kal Ort Por」


 ——発動成功。

 世界が回転し、景色が歪んでいく。直後、視界が暗くなり意識が途切れた。最後に聞こえたのは、誰かの叫び。


「だぁ・いぃ・じょぶぅ……?」


 ノイズ混じりの声が遠ざかっていく中、(あとは運任せなの・・・)言って、サキは意識を手放した。


 ◆ ◆ ◆


 ふと目覚めると、見慣れた部屋の天井が視界に入った。隣のベッドには、心配そうにこちらを見つめるリアの姿があった。


「あれは、夢だったのかな……」


 体を動かそうとした瞬間、背中の奥からズキリとした痛みが走った。その鈍い痛みが、あれが夢ではなく現実だったことをサキに突きつける。


「リア……」


 力なく呼びかけると、姉はすぐに気づき、ゆっくりとサキを抱きしめた。


「ごめんね……今、どういう状況なの?」


 落ち着いた声で尋ねてくるサキに、リアは状況を話し始めた。

 詠唱に成功し、直前にいたハテナの元に辿り着いていたようだ。ハテナの治癒魔法で一命は取り留めたものの、背骨を損傷しており、完全に治るまでにはまだ時間が必要なこと。


 家に戻ってきたのは今日で、意識を失っていた期間は3日間だったこと。


「それとハテナさんから、事情を聞くように言われているの」


 サキの状況に魔物が関わっている可能性を読み取ったハテナは、意識が戻ったら詳しい話を聞くよう指示していたのだ。


 そこで、サキは記憶を失うまで、覚えている範囲の出来事を伝えた。


「なるほど、黒い霧に追われていたのね」


 リアはそう言って、再びサキを優しく抱きしめた。


「もう、無茶はダメよ、サキ」


「分かってるの……」と力なく答えると、サキは再び目を閉じた。


 ◆ ◆ ◆


 翌日、リアはハテナに教えられた「森の賢者亭」という屋台を目指した。


 最近、パンを買いに来てくるようになった、ナーマという子が場所を知っていたので案内を頼んだ。


「サキちゃんから聞いていたのですけど、お姉さん綺麗なま~」


 ナーマの言葉に、リアは内心苦笑いを浮かべる。


「あの子、屋台でそんなこと言ってるのね……、あとでお仕置きだわ」


 妹が屋台でどんな話をしているのか、リアは気になりながらも森の中を進む。

 ナーマはブラッドワームの少女だが、普通の人間の子のように見える。いて言うなら、サキは語尾が「なの~」に対して、この子は「なま~」といったところか。


「類は友を呼ぶ」という言葉が、ふと頭をよぎる。


 不気味な森の中、ナーマの頼もしさがリアの心を支えていた。大まかな場所はハテナから聞いていたが、彼女がいなければ安心して進めなかっただろう。

 甘いスイーツの話で和んでいると、目的の屋台が目の前に現れた。


「ナーマちゃん、今日は人間の姿なんだね。あの子はサキちゃんのお姉さん?」


 声をかけてきたのは、オークの吉田だった。


「オークが喋ってる……」


 客層に目を向けたリアはさらに驚いた。

 異形の者たちが多く集う中、たまに人間もいるが、どこか異様な空気が漂っていた。


 視界の隅に手が動いたので目を向けると、サキを運んでくれたハテナの姿があった。


「ハロー、リア。あなたが来たってことは、サキちゃんが目を覚ましたのね」

「こんにちは、ハテナさん。はい、その通りです」


 リアは頭を下げた。

 そのとき、鮮やかな赤い髪の女性が声を上げた。


「サキちゃんの回復に、かんぱ~い!」


 ドラ子がグラスを掲げると、客たちも一斉にそれに合わせてグラスを持ち上げた。


「あの、皆さん、サキにソレを飲ませてませんよね?」


 リアの声が冷静に、しかし異様なほど鋭く場の空気を変えた。

 静まり返る屋台。客たちの視線がオークの吉田へ向けられると、彼は困ったように苦笑した。


「俺かよ……」


 その困惑した表情が、場の緊張を和らげた。


「リアさん、ようこそ森の賢者亭へ。俺は店主の吉田だ」


「はじめまして。サキの姉のリアです。いつも妹がお世話になっています」


 軽く頭を下げると、再び鋭い視線が吉田に向けられた。


「サキには絶対にソレを飲ませてませんよね?」


 リアの視線の先には、シュワシュワと泡立つアルコール飲料があった。吉田は生きた心地がしない様子で、少し引きつった笑顔を浮かべた。


「もちろんです、お姉さん。ここは健全なお店で、子供にはノンアルコールの飲み物を出しています」


 他の客たちも口々に同意し、安心させようと努めた。

 結果、リアの表情は少し和らぎ、改めて本題へと切り出す。

 サキが死神に遭遇し、瀕死の状態でハテナさんのところへたどり着いたこと。そして今後の対処法について尋ねた。店内の誰一人、驚いた様子はなかった。


(……事前に、ハテナさんから説明があったのね)


 そんな空気の中、皆の視線が自然と一人の人物に集まる。

 天使のレミエル。


 大天使である彼女の前には、なぜか大吟醸の一升瓶が鎮座している。顔は真っ赤に染まり、目もすっかり座っている。立派な泥酔状態だ。


「間違いなく“死神”ね。ヒック」


 酔いのせいか、少しだけ舌が回っていない。それでも、その言葉には重みがあった。

 しかし、次の瞬間には酔いの勢いそのままに、レミエルは首をかしげる。


「でもおかしいのよ……」死神は通常、名の通り、死期が迫ってる者に近寄ってくる。


 レミエルの見立てでは、サキは寿命では無い。ではなぜ、死神は彼女を狙うのか。


「魂が特別に美味しそうだったとか?」

「何か“呪物”でも持ってたのかも……」


 客たちはそれぞれに推測を並べていくが、決定的な理由は出てこない。結局「死神本人に聞くしかない」 という結論に落ち着いた。

 そのとき。


「死神が狙ってるのがサキちゃんで間違いないなら、囮に使わない手はないわね」


 さらりと恐ろしいことを口にするのは、いつも冷静なハテナだった。当然、姉のリアは即座に不満げな表情を見せる。


「とっても危険よ。そんなことして、そのまま連れて行かれたら……!」

「だいじょーぶよ。死神の動きを封じるアイテムがあるんだから」


 どこか自慢げに胸を張るレミエル。


「確かに存在するわ」ハテナが頷き、具体的な名称を口にした。


《Magic Nullification Spot》

《Attracts Grim Reaper the gem》


 どちらも非常にレアな品だが、問題が一つ。


「ただ、どこにあるのかは分からないのよね」


 そのとき、カウンターの隅からひょこりと手が上がる。


「ボク、知ってるよ」


 発言したのは、最近この屋台に現れるようになった麹の妖精だった。

 彼女いわく、それらのアイテムはダンジョンの報酬として得られるらしい。どうやら妖精は、ダンジョン攻略に伴う報酬にやたら詳しいようだ。


 こうして条件が揃い、次は実際の段取りを決めることになった。


「流れについては、俺がやろう」


 低く響く声とともに一歩前に出てきたのは、同じく最近屋台に現れるようになった黒いフードの男。影に包まれた顔立ちに加え、がっしりとした体格。その身のこなしから、只者ではないことがすぐに分かる。


 ハテナは密かに思う。


(……高位の騎士、あるいはそれ以上の戦歴があるのかもしれない)


 妙に女性に優しい態度も取るし、どこかで聞き覚えのある声。考えを巡らせているハテナに割って入るように、オークの吉田が声を上げた。


「それじゃあ、室長。冒険者への告知、お願いしますよ」

「任せておくニャ!」


 広報室長、ネコマタコが尻尾をピンと立てて快諾。

 こうしてサキを死神から守るためのミッションが、正式に始動した。

 

※終了後、イベント当日のセリフを掲載しますので、全体のストーリーをお楽しみいただけます。

 

【イベント当日のセリフ】

●スタート:ブリテイン広場

(リア)
! みなさん、本日は集まってくださいまして、ありがとうございます
! サキの姉のリアです
! いつも妹がお世話になっております

! 本日、みなさんにお願いしたいのはサキのことになります
! この前、ひょんなことから死神さんに遭遇しまして
! いろいろあって、瀕死の重傷を負いました
! 命からがら、占い師のハテナさんのところにたどり着き
! 再生魔法のおかげで、一命をとりとめました

! そこまでは良かったのですが
! 問題は相手が死神さんということです
! みなさんも、ご存知かと思いますが
! 死神は、生命の死を司るとされる神さまで
! 死が近い人のところに現れます

! まさか、サキに死が迫っているのか?
! 私は真相を確かめるべく
! サキが最近通っている森の賢者亭という屋台へ
! ナーマちゃんに連れて行ってもらいました
! 彼女は、最近グッドイーツのお客様になった子です

! そこで、レミエルさんという天使が教えてくれたのですが
! サキはまだ寿命では無いことの判明しました

*リアは安堵の表情となる*

! 死神さんは、担当が決まると、その人が最期を迎えるまで
! しっかりと、手厚く付きまとうそうなのです
! その性質上、予期せぬ出来事に遭遇する可能性もあるそうです

! サキは、みなさんもご存知の通り、行動が読めない子です
! 寿命でないなら、死神さんとの繋がりを断ち切っておかないと
! 何が起るか分かりません
! 死神さんを使役する可能性もゼロではないですからね

! そこで、屋台に来ていた専門家のみなさんのアドバイスを受けました
! 結果、死神さんをおびき寄せて、事情を聞くことになりました
! ちなみに、死神さんをおびき寄せるためのモノは、こちらです

※リアは地面に棺を置く

! ズバリ、サキの入った棺です
! ハテナさんの魔法で、一時的に仮死状態になっています
! サキを使って、死神さんをおびき出します

! それから2つのアイテム
! 魔法抑制装置(Magic Nullification Spot)
! それとジェム(Attracts Grim Reaper the gem)を使って
! 現れた死神さんの動きを止めて
! 私たちの安全を確保してから事情を聞きます

! ダンジョンを攻略すると現れるご褒美アイテムらしいので
! モンスターとの戦闘は避けられないと思います

! アイテムがある場所は麹の妖精さんに聞いております
! これからみなさんと一緒に取りに行きます
! サキを救うため、みなさんのお力添えをお願いします

! 移動する前にチャットチャンネルにお入りください 

! Yamato EM Eventです
! Hokuto EM Eventです
 
, 本日もよろしくお願いします

! それでは、ゲートを出すのでお入りください
! ゲートはダンジョン内に出ますので、出たら調査開始です
! 何かみつけたら、チャットで知らせてくださいね

※ゲート出現


●ダンジョン1

・Magic Nullification Spot エリア

※ダンジョン内を移動してモンスター討伐

(リア)
! あれが目的のアイテムのようですね
! 本当にあってよかった
! こういうのは、アイテムを取ると魔物が出てくる可能性があります
! みなさん、準備はいいですか?

※アイテムを守るモンスターと戦闘

! 予想通りでしたね
! みなさんのおかげで無事に入手できました
! ありがとうございます

(リア)
! 次は、死神さんの動きを封じるジェムです
! ゲートを出すのでお入りください
! ゲートはダンジョン内に出ますので、出たら調査開始です
! 何かみつけたら、チャットで知らせてくださいね
! それでゲートを出します

※ゲート出現


●ダンジョン2

・Attracts Grim Reaper the gem エリア

※ダンジョン内を移動してモンスター討伐

(リア)
! あれ、こんなところに露店?
! 後ろに物騒なモンスターも見える・・・

! *リアの表情がひきつる*

(商人)
! 私は、みなさまが必要としているモノを
! 最適なタイミング且つベストレートで提供する行商人Xでございます
! 後ろにいるのは、ここの階層ボスですね
! 商売の邪魔なので、壁の後ろに蹴りとばしておきました

! *商人は満面の笑み*

(リア)
! え? 蹴りとばす・・・
! ちなみに、何を売っているのですか?
! 私たちは、ジェムを探しています

(商人)
! それはちょうど良かった!
! 今回の商品は、こちらでございます
! 死神の動きを封じるジェム
! 意中の相手の心をつかみ取るパン
! 財宝がわき出る石棺
! どれも5プラチナでございます

(リア)
! そ、そんなお金ないです!!!
! どこがベストレートなのですか?

(商人)
! アトランの骨董品市場の価格を参考にしております

(リア) 
! アト??

(商人)
! こことは違う破片の名称です
! あなたの妹、サキさまにお聞きすればよいでしょう

(リア)
! あの子はいったいどこまで
! 私の知らない世界に首を突っ込んでいるのかしら

(商人)
! サキさまには、お世話になっています
! いまなら、そちらの冒険者様3名と交換でお譲りしましょう

(リア)
! そんな、人と交換するなんて・・・
! どなたにしようかしら

(商人)
! 決まれば、私の左手にあるケージにお連れしてください


※リアは3名を選ぶ


(リア)
! 決まりました
! みなさんのことは決して忘れません
! サキにも伝えておきます

(商人)
! ふむふむ
! 素晴らしい人材を選ばれましたな
! 3名の方には、特別な仕事に備え訓練を受けてもらいます
! どうにも、王様の周辺で何やら儲かりそうな・・・、否
! 何か起こるような感じがするのです
! 商人の勘ですなぁ

(リア)
! 王様に?

(商人)
! そういえば、このあと死神を呼び寄せるのでしょ?

(リア)
! その通りですけど・・・
! 場所については、ジェムを入手したら分かるって
! 占い師のハテナさんが仰っていたのです

(商人)
! あぁ、ハテナか・・・
! 相変わらず勘が良いというか・・・
! 小賢しいというか・・・

(リア)
! 彼女をご存じで?

(商人)
! 存じておりますとも
! 無駄~に長い本名も存じております
! ただ、知ってしまうと、こちらの世界の方は呪いを受けますので
! お教えすることはできません

(リア)
! こちらの世界??
! あまり、詮索しない方が良さそうですね

(商人)
! お気遣いありがとうございます
! まぁ、こちらの世界では、牙阝ネ申の一種に分類されるのかな・・・
! ゴホゴホ・・・
! おっと、これ以上言うと私も危ないようだ

(リア)
! (ハテナさんは異界の人なのかな・・・」
! (Xさんも本名は分からないし、どんな世界からやってきたのやら」

(商人)
! 心の声が一部、漏れておりますぞ

(リア)
! こころの中を勝手に読まないでください
! プライバシーの侵害です!

(商人)
! これは失礼
! さて、奴の手のひらの上で踊らされているのが気に食いませんが
! 死神を呼び寄せるのに、お勧めの場所がございます

(リア)
! それは、お幾らで教えてくれるのです?

(商人)
! お代は必要ございません

(リア)
! まぁ、驚いた
! また追加で人が必要かと思いました

(商人)
! 私は真っ当な商人でございますゆえ・・・
! それでは、ゲートをお出ししましょう

(リア)
! ありがとうございます
! それではみなさん、ゲートが出たら入ってください 
! 3名の方にお別れの言葉をかけてからゲートに入ってくださいね

※ゲート出現


●死神エリア

(Ria)
! ここが商人さんお勧めの場所かぁ・・・
! ここに棺を置いて
! ジェムとスポットを設置と!
! これで準備完了ね
! あとは、死神さんが出てくるのを待つだけ

※死神登場

(死神)
! ぁあ・だぁぃ・じょぶかぁ 
! ぁばぁ・うぎょ・うごげだい
! なぁ・んんだ・ぁこれうわ?

(Ria)
! あなたが死神さん?
! ノイズが混ざっていて、聞き取りにくいわ

(死神)
! ぁばば・あっ・じょっと・まって

! *死神は喉を調整した*

! ぁあああ、テステス
! これでスッキリ聞こえるかな?
! 声の出し方が難しくてさ
! ヒトにも聞こえやすいように練習してよかった

(Ria)
! 練習?よく聞こえますよ

(死神)
! 僕は、精霊の類が担当で、ヒトの言葉は苦手なんだ
! それでも、サキと遭遇した後に、ヒト担当の同僚に
! 正しい発音を教えてもらったんだ

! それで、サキは死んでしまったのかい?

(Ria)
! なぜ名前を・・・
! サキは仮死状態になっています

(死神)
! ということは無事だったんだね
! それは良かった。安心したよ
! 名前は私たちから見ると、みんなの頭上に名前が表示されているんだ

(Ria)
! え?ぁ、なるほど。便利ですね
! 会話が可能と判断して質問します
! なぜ、サキをつけ狙うのですか?
! 寿命は、まだまだ先のはず。ストーカーですか?

(死神)
! 確かに魅力的な魂だと思うが、それは違う

(Ria)
! では、なぜ狙うのです?
! あなたとの問題を解決するために
! サキは仮死状態になっているのですよ

(死神)
! 僕のせいだったか。それはすまない

(Ria)
! で、ストーキングの理由はなんですか?

(死神)
! それは、パンだよ
! サキが持っていたパンから、懐かしい香りがしたんだ

(Ria)
! 懐かしい香り?
! どういうことです?

(死神)
! 僕は、パンというものが好きなんだ
! 昔、麦の精霊を迎えに行った時
! 彼女がパンをくれたんだ
! 精霊の類は、我々が普通に見えるし会話もするから
! それは珍しいことではないのさ

! 長寿の精霊でも、ヒトと同じく最期は訪れる
! 僕が担当した麦の精霊は、最後のお礼ということで
! とっておきのパンを作ってくれた
! サキが持っていたパンが、その香りにそっくりだったのだ 

(Ria)
! ひょっとして、そのパンのことを聞こうと思って
! サキの前に現れたのですか?

(死神)
! その通りだよ
! 驚かせないように、注意を払ったのだが
! ヒトと話したことが少ないから、発音に苦労したんだ

(Ria)
! そうでしたか
! しかし、サキは瀕死の状態でした

(死神)
! それは本当にすまないと思っている
! 僕は攻撃していないんだ
! 驚いた彼女が、僕を敵と勘違いして攻撃してきたんだよ
! あの時は鎌も持っていたしね

(Ria)
! そういえば、鎌を持っていませんね
! 単なる不審者に見えます

(死神)
! 不審者って・・・
! 鎌はみんなが怖がると思って隠してある

(Ria)
! そうだったのね

(死神)
! 話を戻すね
! 僕たちに攻撃は効きにくい
! 僕も神に分類されるので、魔法を使っても発動しないし
! 物理攻撃も無効に近いね

! 今日は奇妙な装置を使ってるのか、動きがかなり封じられているけど・・・

(Ria)
! 敵意は感じないので、ジェムだけ仕舞います

! *リアはジェムをバックパックに入れた*

(死神)
! それは有難い
! そこで、サキは爆弾と猛毒のポーション
! それと特殊な護符を使ってきた
! ポーションはともかく、あの護符には参ったよ
! あんなものが、まだ存在していたとはね

(Ria)
! あんなもの?

(死神)
! 世界の理に反するアイテムだよ
! 神にも影響を及ぼすなんてね
! まぁでも、アイテムの危険さを理解した上で、サキが持つなら
! 護身用には頼もしい物だから、持っておくといいよ
! ただ、使う相手は選ぶようにね!

(Ria)
! なるほど
! でも素直に喜んで良いものか、悩むわね
! 少なくとも、あなたは敵ではないってことですね?

(死神)
! もちろんだよ
! ところで、パンは どうやって作ったんだい?

(Ria)
! あれは塩パンといって
! サチさんという方に、サキが教えてもらったのです

(死神)
! 塩パンというのか
! それはいったいどういうパンなんだい?

(Ria)
! それは、また別の機会にお教えします
! レシピもお渡しします

(死神)
! レシピをもらっても作れないよ

(Ria)
! う~ん
! お店に来てもらっても困るしな・・・
! 怪しい人が出入りするって噂になるの嫌だし
! そうだ!森の賢者亭という屋台に後日来てください

(死神)
! それはどこかな?

(Ria)
! あとでお教えします
! それでは、死神さんはサキをストーキングしないってことで!

(死神)
! ストーカーじゃないけど
! 近づかないようにするよ

(Ria)
! それじゃ今日はこれで解決ですね
! みなさんどうもありがとうございました

(死神)
! あの!
! 一つお願いがあるんだ
! というか、これをクリアしないと
! みんな帰れないのだけど

(Ria)
! え?何か罠でもあるのですか?

(死神)
! その・・・、魔族担当の同僚がいるのだけど
! そいつが癖のある奴でね
! 魔族の死神ハンター除けの召喚獣を作ったから
! 実力を試したいっていうんだよ
! それで、召喚獣と戦ってみて欲しいんだ

(Ria)
! なんで!そんな義理はないですよ

(死神)
! そこをなんとかお願いするよ
! というか、戦わないと帰れないよ
! この感じだと、たぶん僕もね・・・

(Ria)
! 罠じゃないですか!
! 謀りましたね!!

(死神)
! 罠にかかったの、いま気づいたんだよ
! ここの場所だよ
! エリア自体にトラップがあって、倒さないと帰れないよ

(Ria)
! 行商人Xさんが、まさか死神???

(死神)
! それは違うよ
! 僕に気づかれないように、こっそりついて来てたんだと思う
! 気付かなかった僕が悪いね
! ごめんね、みんな

(Ria)
! この貸は高くつきますよ

(死神)
! あと一戦だけお願いするよ
! というか、隠れてないで姿だせよ!

※死神B 登場

! 僕を使わずお前が直接みんなにお願いしろよ!

(死神b)
! ・・・。・・・。これ、お願い・・・デス!

(死神)
! あ、ルーンを渡して行っちゃった・・・
! あいつ人見知りが激しいのでごめんね

(Ria)
! 人見知りの激しい死神とはいったい・・・

(死神)
! ということで、今からゲートだすね
! 出たら中に入って、召喚獣の退治をお願いします

※ゲート出現

(死神)
, そろそろ召喚獣が現れそうだよ!

(Ria)
, みんな気をつけて!


※死神Bの召喚獣(ボス)討伐


(Ria)
, 召喚獣の退治完了です!
, みなさん、ありがとうございました
, ブリに戻りましょう

●ブリテイン広場

(Ria)
! みなさんのおかげで、死神問題が無事解決しました
! ありがとうございます

(死神)
! 同僚が迷惑をかけて ごめんね
! 悪い奴じゃないのです・・・

(Ria)
! 本当に迷惑です!
! それと、あまり表舞台に出て来ないでください
! 死神さんってやっぱり不吉ですから

(死神)
! シンプルにお迎えにあがるだけなんだけどね
! みなさん担当の同僚は普通の奴なので安心してね

! ある日、目覚めて眼前に丸い光の玉が見えたら
! 体から魂が抜けちゃってるから
! その時は同僚が直ぐに迎えにくるから
! 少し地上に残りたい場合とか、その時に相談してみてね

(Ria)
! そんな話、いらないですから!

(死神)
! みんな、興味あると思ったのだけどなぁ・・・

(Ria)
! お世話になるのは、まだまだ先ですから!
! さっさと帰って、後日屋台へどうぞ

(死神)
! うん、その時はよろしくね
! それじゃみなさん、遠~い未来にまたお会いしましょう

※死神は姿を消す

(Ria)
! 私も、サキちゃんをハテナさんと一緒に目覚めさせないといけないので
! これにて失礼しますね
! 今日は本当にありがとうございました!

END

この記事は、イベントを企画している「イベントモデレーター」のブログのページを引用しています。

引用元のページは 別ウィンドウで開く こちら からご確認いただけます。

一覧に戻る
飛鳥市場がおすすめするスポンサーリンクはこちら
- 月々の料金を30日分まとめて支払うクーポンwww.amazon.co.jp
- 月々の料金を180日分まとめて支払うクーポンwww.amazon.co.jp
- 月々の料金を90日分まとめて支払うクーポンwww.amazon.co.jp
- Amazon.co.jpが発送する商品は通常配送無料!www.amazon.co.jp

Copyright(C) All SiteContents' rights Reserved by 飛鳥市場.