徳之島北部の海からアンデッドが湧き出したという氷職人たちの報告から早一月が経過していた。
禅都では事態を重く見た各地の領主たちが会合を開き、トリンシックのパラディン達に救援要請を送る事で合意していた。

特に被害の大きい勇島に住む長老と孫娘の幸の生活にももちろん影響があった。不要な外出は控えるようになり山や砂漠へ行くことは制限された。
しかしそんな中、長老は雪原に行く準備を進めていた。

「やっぱり行くのは無理なんじゃない？雪原にはアンデッド軍だけじゃなく、浪人や骨ドラゴンもうようようしているって噂だし」

幸は家の外を注意深く確認したあと、不安そうに長老の顔を見ていた。

「……しかし手遅れになる前になんとかせねば」

「もう少ししたらトリンシックから助けがくるんでしょ？冒険者の皆さんもきっと来てくれるはずだからそれまで待っていたらいいのに」

「大丈夫じゃ、ちょっと様子を見に行くだけじゃ。危ないと思ったらすぐに戻ってくるからな」

「本当に本当に気をつけてよ！」

日時：
11月19日（日）
21：00～ 出雲シャード
22：00～ 桜シャード

集合場所：禅都銀行前
※ニュジェルムEMホールに現地へのゲートを設置いたします。

※当日2回目以降に実施のシャードは開始時間が遅れる場合があります。あらかじめご了承ください。

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